【※涙の物語】「クレヨンしんちゃん22年後の物語」ファンが作った作品が公開され、日本中が涙!!

彼女は、保育士をしている。そして、オラたちの通っていた、フタバ幼稚園で勤務をしている。

園長先生が、相変わらず強面過ぎると、愚痴を言っていた。ただ、仕事自体は楽しそうだった。

「僕も、いつか風間くんみたいに、夢が叶うといいな……」

少し哀愁を漂わせながら、まさおくんは言う。

彼は今、とある漫画家のアシスタントをしている。

かなり厳しい人らしいが、その分画力は上がってるとか。

今はアシスタントをしながら、漫画家デビューを目指し、日々ネームを作っているとか。

「風間くん、凄い」

ぼーちゃんは、チャームポイントの鼻水を垂らしながら、朗らかに笑う。

彼は、何かの研究者のようだ。その詳細は、企業秘密らしい。

ただ、先日研究チームの主任に抜擢されたとか。相変わらず、なんだかんだで、一番しっかりしてる。

「……それにしても、しんのすけもずいぶん真面目になったな」

「そ、そうかな……」

「そうそう。小学校までのしんちゃんからじゃ、到底信じられないくらいだわ」

「そんなに変だったかな……」

「うん。変だった。でも、面白かったけどね」

オラたちは笑い合い、昔話に花を咲かせた。

こうして今でも変わらず昔を語り合える友達がいることは、本当に素晴らしいことだと思った。

「――そろそろ、オラ帰らないと……」

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時計を見たオラは、荷物をまとめ始める。

それを見たまさおくんは、残念そうに言ってきた。

「ええ?もう帰っちゃうの?」

「うん。ひまわりのごはん、作らないといけないし」

「あ……そっか、しんちゃんっちって……」

ねねちゃんの呟きで、その場が暗い空気に包まれ始めた。

「別に気にしないでよ。ひまわりと、賑やかに暮らしてるしさ」

「そっか……うん、そうだよな」

「幸せで、何より」

「途中だけどごめんね。風間くん、仕事頑張ってね。じゃ―――」

そしてテーブル席を離れる。

「何かあったら、すぐ言えよ!僕らに出来ることがあるなら、何とかするからさ!」

最後に風間くんが声をかけてきた。

そんな彼らに手を振り、オラは家路についた。

……しかし、順調に見えたオラにも、不景気のあおりが来ることになった。

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