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涙の物語「クレヨンしんちゃん22年後の物語」ファンが作った作品が公開され、日本中が涙!!
クレヨンしんちゃん
クレヨンしんちゃん』は、臼井儀人(らくだ社)の同名の漫画作品を原作とし、1992年4月13日からテレビ朝日で放送されているテレビアニメ・長寿番組である。
開始当初、テレビ欄では『アニメ・嵐を呼ぶ園児クレヨンしんちゃん』と表記されていた。
クレヨンしんちゃん – Wikipedia
感動するエピソードや名台詞が多いのも魅力
特に、ひろしの発言は大人が見ると胸に響きます。
🌻オラを真似したからってマサオ君はオラにはなれないゾ
なぜならオラはオラ、マサオ君はマサオ君だから
【しんのすけ】 #野原ひろしが大好き pic.twitter.com/WaOiwP9wLa
— クレヨンしんちゃん|おもしろ&感動する話🌻 (@shinchan_kando) May 21, 2018
🌻チャンスは貯金できないんだ。 #野原ひろしが大好き pic.twitter.com/yS0R3yeHwI
— クレヨンしんちゃん|おもしろ&感動する話🌻 (@shinchan_kando) May 20, 2018
家族っていいな✨
🌻家族だから幸せなんじゃない!
『野原家』だから幸せなんだ!
俺とみさえとしんのすけとひまわりとシロ
この5人で幸せを作ってるんだ! #野原ひろしが大好き pic.twitter.com/VUoHUA4hHN
— クレヨンしんちゃん|おもしろ&感動する話🌻 (@shinchan_kando) May 19, 2018
🌻俺の人生で一番の幸運は、
やっぱりみさえと会って、
家族をもったとこかな。 #野原ひろしが大好き pic.twitter.com/1DyTzDpUvo
— クレヨンしんちゃん|おもしろ&感動する話🌻 (@shinchan_kando) May 27, 2018
ファンが作成したお話で日本中が涙しました
物語の設定は22年後という設定になっています。
涙なしで見ることはできないでしょう。ハンカチなどのご準備をお願いします。
本当に涙が止まりません。
ぜひご覧ください。
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――ひまわりは眠い目を擦り、ゆっくりと上体を起こした。
「まだ眠いよ……」
「文句言わない。ほら、仕事に遅れるぞ?」
「うぅ……分かったよ……」
不満そうにふてくされ、着替えはじめる。
彼女は去年から会社勤めを始めている。と言っても、朝は弱いし夜更かしも止めない。ちゃんと教育してきたつもりなんだけどな。
がさつで大雑把……ひまわりは、間違いなく母ちゃんの娘だな。
「――お兄ちゃん!行ってきます!」
「こらひまわり!ちゃんと父ちゃん達に挨拶したのか!?」
「えええ!?時間ないよ!」
「時間がないのはお前のせいだろ!ほら!さっさと挨拶する!」
「……分かったよもう!お兄ちゃんは変なとこだけ真面目なんだから!」
ひまわりはスーツ姿のまま、仏壇の前に手を合わせる。
「――お父さん!お母さん!遅刻しそうだけど行ってきます!」
そう叫ぶやいなや、ひまわりは忙しく玄関を飛び出していった。
「……ほんと、騒々しい奴だな……」
窓から走っていくひまわりを見送った後、今度はオラが仏壇の前に座る。
「……父ちゃん、母ちゃん。ひまわりは今日も元気です。――行ってきます」
窓の外から、家の中に暖かい日射しが射し込んでいた。
「――野原くん、この企画の件だが……」
「はい。これはですね……」
会社の中で、オラと係長は、次の企画について話をしていた。
この会社に勤めてもう9年……仕事にもすっかり慣れた。
高校卒業と同時に入社したこの会社は、会社の規模は小さいが給料がいい。
おまけに上司も温かみのある人が多く、色々とオラを助けてくれている。
「――あ、もうこんな時間!帰らないと……」
「ああ野原くん!この後、一杯どうかね!」
「あ……すみません係長、これから家でご飯を作らないといけないので……」
「少しくらいいいじゃないか」
「はあ……でも、妹がお腹を空かせて帰りますし……」
「……そうか。キミは、妹さんと二人暮らしだったな……分かった。早く帰ってあげなさい」
「本当にすみません。それでは……」
足早に会社を出て、そのまま家に向かう。その帰りにスーパーに寄り、食材を購入する。
ひまわりは料理が苦手だ。
たまに教えるんだが、母ちゃんに似たのか、飽きっぽくてすぐに止めてしまう。
ホント、似なくていいところばかり似るもんだ……
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