【※ゾッとする怖い話】町の大人達が過剰な反応をする空き家があった。中学の時、友達6人で捜索した結果・・・

住民達が八千代の両親に知らせたところ、現場の状況を聞いた両親は落ち着いた様子でした。

「想像はつく。八千代から聞いていた儀式を試そうとしたんだろ。

八千代には詳しく話したことはないから、断片的な情報しか分からんかったはずだが、

貴子が10歳になるまで待っていやがったな。」

と言って、八千代の家へ向かいました。

八千代の家に着くと、さっきまで泣き縋っていた八千代も横たわっている…住民達はただ愕然とするしかありませんでした。

八千代の両親は終始落ち着いたまま、

「わしらが出てくるまで誰も入ってくるな」

と言い、しばらく出てこなかったそうです。

数時間ほどして、やっと両親が出てくると

「二人はわしらで供養する。夫は探さなくていい。理由は今に分かる。」

と住民達に告げ、その日は強引に解散させました。

それから数日間、夫の行方はつかめないままだったのですが、程なくして八千代の家の前で亡くなっているのが見つかりました。

口に大量の長い髪の毛を含んでいたそうです。

[add]

どういう事かと住民達が八千代の両親に尋ねると、

「今後八千代の家に入ったものはああなる。そういう呪いをかけたからな。

あの子らは悪習からやっと解き放たれた新しい時代の子達なんだ。

こうなってしまったのは残念だが、せめて静かに眠らせてやってくれ。」

と説明し、八千代の家をこのまま残していくように指示しました。

これ以来、二人への供養も兼ねて、八千代の家はそのまま残される事となったそうです。

家のなかに何があるのかは誰も知りませんでしたが、八千代の両親の言葉を守り、誰も中を見ようとはしませんでした。

そうして、二人への供養の場所として長らく残されていたのです。

以上で話は終わりです。

最後に鏡台の引き出しに入っているものについて。

空き家には一階に八千代の鏡台、二階に貴子の鏡台があります。

八千代の鏡台には一段目は爪、二段目は歯が、隠し名を書いた紙と一緒に入っています。

貴子の鏡台は一、二段目とも隠し名を書いた紙だけです。

八千代が「紫逅」、貴子が「禁后」です。

そして問題の三段目の引き出しですが、中に入っているのは手首だそうです。

八千代の鏡台には八千代の右手と貴子の左手、貴子の鏡台には貴子の右手と八千代の左手が、

指を絡めあった状態で入っているそうです。

もちろん、今現在どんな状態になっているのかはわかりませんが。

D子とE君はそれを見てしまい、異常をきたしてしまいました。

続きをご覧ください!

次のページへ続きます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください