【※本当にあった奇妙なお話】夏休みの避暑地の別荘でのバイト。「別荘地で過ごせて金ももらえるのか、おいしいじゃん」と行ってみると・・・

Aが「今日だけ作業してさ、それで今日までの給料もらって帰らねえか?」と言い出した。

しかし俺はこういった

「一応3泊4日の契約だろ?最後までやらなかったら給料払わないとか

言われたらどうするよ、それに、『良く解らない何か変なものがいるからもうやめます』

なんて通用すると思うか?実害も無いのに」と。

AもBも「そうだよな…」と言い、とにかく早く終らせてしまおう、

そしてバンが来たら一応事情を聞こうという話になった。

夕方、とにかく早くこの場を去りたい俺達は一生懸命で作業を頑張り、

2軒目の荷物もその日のうちにほぼ全て外に出した。

バンが来ると、乗っていたおじさんに俺達はそれとなく

ここで変な事がないか聞いてみたのだが、

どうもおじさんも頼まれて来ているだけでここのことは良く知らないらしい。

俺達は結局何の情報も得られないまま最後の夜を迎える事になった…

今から考えると、名刺を渡されていたのだからさっさとそこに電話すべきだったのだが。

その夜、事件が起きた。

俺とAがリビングでモンハンをしていると、風呂に入っていたBが飛び出してきて

「おい、やべーよ!またあの音するぞ!」と言ってきた。時間は夜の10時頃。

Bが言うには、風呂から上がって服をきているときに、

脱衣所の窓からズル…ズル…と昨日と同じ音が聞こえてきたらしく、

大慌てでこっちへ逃げてきたらしい。

俺達は今度こそ音の正体を突き止めなければと、

玄関にあった懐中電灯を片手に外へ出てみることにして、

準備をすると外に出た。

怖さも勿論あったが、実害は今のところ無いし、

恐怖心よりも好奇心のほうが勝ったからだった。

これがいけなかった。

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