さっきは夜だったのに、朝っつーか昼っつーか、とにかく明るい。
もう頭ん中大混乱。
もしかして俺が一瞬って思っただけで、
実は夜が明けるくらいだったのかと思って
携帯見るも、日付は同じ日。
と言うか、時間も俺が倒れた時の同じ時刻。
嫁からの着信もなし。
余計にテンパって、とりあえず誰かに
連絡とらないとって思って嫁に電話かけた。
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でたよ、嫁。電話。
でもすっごい怯えた声。
電話でた瞬間に「ど、どなたですか…?」って。
俺「いや、俺だよ。携帯に表示されてんだろ」
嫁「俺って…え?えでも、…え…?」
俺「なんかあった?つーか、今どこ?家?
今何時?なんか俺、今へんな、」
電話の向こう「おーい、どうした?」
向こうで、男の声がした。
その声に、一瞬で血の気引いた。
その男の声が、紛れもなく俺の声なんだよ。
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