怪異:2
この家は上に書いた通り、お寺が近くにある。
そんでもって今にもつぶれそうな神社が対角線上にある。
自分の家は神社と寺に挟まれていた。
寺と神社を結ぶ線上に丁度居間があり、ここで寝ると
変な事がしばしばあった。
居間にはコタツが出ていて、自分はよくそこでうたた寝をした。
テレビをつけっぱでグーグー寝ていると
キィィィィィ。
ドアが開く音がした。
[add]
数分前目を開けた時、時間を確認した。
時刻は朝の4時あたり。
誰が帰宅??寝ぼけて頭が回らない自分の上に
ドサッッ
人が倒れこんできた。
腰のあたりに人の頭の重みを感じ、
(なんだよ…親かよ…酔ってるんのか…フザケ…)
(いやいやいやいや!親じゃないし!親は今日は旅行でイナイ日だし!
これ誰?マジで誰?)
そんな事を一瞬考えていると急に重みが無くなって
シュルシュルとまるで蛇が這うように重さが消えてなくなった。
あまりの事に怖くて…怖くて…
とりあえず二度寝することにした。
目を開けるなんてプレイはビビリには出来なかった。
ほんと、なんだったんだろう。
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