【※涙腺崩壊】深夜の牛丼屋に見すぼらしい親子が来店。父親「小盛の牛丼を一つ」俺「はい(一つだけ?)」その後、思いがけない展開に・・・!

資格試験も年2回あったから、1回(半年)くらいは延期できる。

女の子が笑顔でキャーキャー言ってる姿を見ると、それくらいは許容できると思った。

風呂上がり、女の子が裸で走り出てきた。

それをバスタオルで捕まえて拭いてあげた。

あー俺、なんか父親みたいとか思いながら体を拭いていた。

昼食は簡単に俺が作り、父親にはその後女の子と一緒に昼寝してもらった。

見ている限り、父親はゆうべから寝てなかったようなので。

父親は夕方になっても寝続けていた。

いったいどんだけ寝てなかったんだ・・・。

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先に女の子が起きて、俺が遊びの相手をした。

どうやら2才らしく、2才児の遊びなんてわからないので、とりあえずお絵描きをした。

サインペンしかなかったけど、ぐちゃぐちゃに塗りつぶしたり顔らしきもの書いたり

2時間ぐらいはお絵描きしていたと思う。

夜7時頃、俺の彼女が駆け付けてくれて、ちょうど父親が起きた。

相変わらず「すいません、すいません」って言いながら。

近くのファミレスで4人で夕食をとりながら、今後の事を話した。

明日はまず父子の服や生活物資を買い出しして、それから職探しをすること。

可及的速やかに仕事を探して就き、収入を得て自立できるようなら部屋を探す。

猶予は4ヶ月。(ほんとは半年でもよかったけど)

それまでに必ず探すこと。

翌日、4人で市内のショッピングモールに行った。

まずはフランチャイズの子供服店で女の子の服を一式揃え、

そのあとで父親の普段着と就職活動用のスーツなんかを買った。

さらに生活必需品も3倍必要なので、色々と買い足した。

その日だけで全部で7万円ぐらいつかったかな。

彼女が「子供生まれたときの予行」とか言いながら一人張り切ってたな。

それって結婚前提かよ・・・・。

少しオサレな子供服店で、女の子に俺と彼女からワンピースをプレゼントした。

子供服のプレゼントなんて、姪っ子に買ってあげて以来だ。

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