父「もうほんとにすいません!こんなご恩をいただいて・・・」
俺「何言ってんですか!とにかく娘さんが不憫なんですよ
お父さん、とりあえず娘さんとお風呂入ってきてください」
お風呂からは女の子の楽しそうなキャッキャした声が聞こえてきた。
俺ももう33才なんだが、もし結婚してたらこれくらいの子がいてもおかしくないんだよね。
なんかちょっと家庭的な雰囲気を味わえた。
ここで俺は一つ決断をしていた。
この父子をうちにしばらく住まわせて、父親の職探しと住居探しをさせようと。
まずは職探し。定職について収入が入ってから住居探しだな。
この父親は両親も亡くし、親戚も絶縁していて行くあて無いらしく、
蒸発した母親方も頼れないとのこと。
じゃあ新しい生活を2人で始めないといけない。
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俺には姉がいて、結婚した旦那が借金を作って離婚し
一人娘と一緒に出戻りしてるから、そういう苦労は少しは分かっているつもりだ。
その申し出に、父親は泣きながら何度かありがとうございますって言ってた。
俺は週4回の牛丼屋の夜勤以外は家で資格の勉強をしていたから、
父親が職探しをしている間くらいは女の子の相手をしてあげられる。
俺の当時の収入は、バイト代が手取りで月14万と退職前の預金が200万ほど。
半年くらいは父子を住まわせるくらいはできた。
もし自分の金銭的な状態が厳しかったら、とてもこんな提案はできなかったけどね。
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