和式トイレの歴史
かつては日本のトイレ市場を席巻していた和式便器も戦後爆発的に広まった洋式便器の前に激減し、1977年には洋式便器の販売数が和式便器の販売数を超え、今では一般家庭のトイレはほとんどが洋式便器になっています。
しかし、駅やデパートなどの多くの人が使うトイレには1つは和式便器が残っているところも多くあります。
幼稚園や保育園では約8割が洋式トイレに移行していますが、小学校では5割程度にとどまっています。
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また、2016年、文部科学省が行った調査では公立小中学校のトイレの6割が和式便器だと言います。
トイレの行列をたどると和式が空いているにも関わらず、洋式の空き待ちの列だったりと和式トイレは近年敬遠され、洋式支持派が圧倒的に多いように思えます。
ところが自宅は洋式でも外出時には和式を選ぶという人もいますので和式が全く支持されていないわけではないようです。
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