【※実話】一人の女の子がバイク屋に来店。女の子「スクーターっていくらしますか?」彼女は値段に驚き帰ってしまう。ある日自転車を一生懸命に漕ぐ彼女を見かけ「何処に行くの?」と聞くと…

こんな遅くに女の子が一人で何かあったらどうするんだ!

彼女は謝り、涙目で何度も頭を下げた。

社長も気まずくなり、詫びた。

そして彼女は事情を話し始めた。

山梨県生まれの彼女は、
東京の看護学校に通っていた。

実家は裕福ではなく、
仕送りもほとんど無く
バイトしながら勉強していると。

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住んでいる大和市は、
たまたま親戚が住んでいて、
安いアパートを世話してもらったからと。

家賃は安いが、学校までの交通費が高く、
どうにか節約するために、

彼女は大和市から世田谷区までの中間の駅まで、
3ヶ月間、毎日往復4時間かけて
自転車で通っていたと。

そこで原付があれば楽だし、
早く帰って来れて、バイトの時間も増やせる。

で、たまたま近くにあった社長の店に来た。

だが、彼女には即金で5万は出せなかった。

社長は困った。

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