とにかく出世しようと努力して、結果が出るようになった。
ひたむきに働いてたおかげか周囲の女性からもちょくちょくお誘いがあったけど、
最終的な目標に巻き込むのが嫌でそれなりのレベルに応じておいた。
そしてとうとう俺は復讐のステージへたどり着いた。
取締役工場長就任だ。勿論、俺の地元の。
地元へ帰って就任を報告したら大騒ぎ。
親父とお袋は「良かったねえ」と号泣して喜んでくれたし、
祖父母も「孫を見たいとも言ったが、お前の晴れ姿で十分かもしれん」
とまで言ってくれた。
ここまでは俺も嬉しかった。
問題は残りだ。
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いじめた奴らの母に「工場長なの!?これでうちの子も安泰だわ~」と言われたり
いじめた奴自身は自分が何してたのか忘れてるのか
「昔みたいに仲良くやろうぜ!」とピースしてきたり。
その他出るわ出るわ手のひら返し。
こいつらには罪悪感がないのかと絶望しかけたが、
おかげでやっぱりこの田舎には復讐してやる必要があると思った。
これで覚悟が決まった。
俺が工場長になって最初にしたことは・・・
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