「ごめん、埋葬してやりたくて全部とりたかったんだけど、こびりつきも凄くて。」
と、目を真っ赤にして謝る夫の髪の毛を引っ張って
「何したの?なんてことしたの?幼稚園児じゃないんだから!」
って叫んだら、
「違う!違うよ!母さんと妹が!」
と、夫がリビングへ目線を飛ばしたのでそっちを見ると、ニタニタ笑っているトメとコトメ。
「貴方たち、全然子供いないでしょう?そんなもの飼ってるからよ。」
「そ~そ~。感謝しなよ。亀ってあったかいの大好きなんでしょ?あったかくしてあげたんだから。」
「私、爬虫類って気持ち悪くて嫌いなのよね。だから、処分しちゃっただけよ大げさね。
これで、姑である私もこの家に入れるわね。でも、あの部屋は嫌よ、片付けなさい。
他の蛇とか、触れなかったから、亀だけでも・・・。」
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本当に、人間のすること?と、いろんな考えがグルグルしました。
途端、包丁を持って、二人が座ってるソファーを素早く刺してました。
(本当に、二人を刺さなくてよかったです)
「嫌いな奴を処分できるなら、私はあんたらを処分してやる!」
と、ぎゃーぎゃー騒ぐ二人を追い掛け回しました。
玄関には、夫がいて、その手には六角レンチが。
「俺も、嫌いな奴を処分できるなら幸せだ!」
と、夫婦揃って、トメとコトメを追い掛け回し、2階の爬虫類部屋の前に追い詰めました。
「謝れ!誠心誠意を込めて、この子に謝れ!」
「二度と来るな!もう親子の縁も切る!じゃないと俺は母さんを処分しそうだ!」
と、騒ぎ立て、二人を追い出しました。
そして・・・
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