それから10年が経ち、「花の絨毯」が見れるようになった黒木邸は
噂を聞きつけた人々で賑わうようになっていました。
そこには見物客と楽しそうに話をする靖子さんの姿もありました。
敏幸さんがたった1人で作り上げた庭のおかげで、
靖子さんは再び笑顔を取り戻していたのです。
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それから更に十数年、現在シバザクラは約600坪の庭一面に広がっています。
毎年季節になると、ピンクの花のじゅうたんを一目見ようと
県内外から多くの観光客が訪れ、週末にはその数が3000〜5000人にもなるんだとか。
花畑には敏幸さんがつくった遊歩道や手すり、ベンチなどが設置され、
靖子さんも毎朝ここを散歩しています。
今でも毎日欠かさず庭に出るという敏幸さん。
今の生き甲斐は人が花を見て喜んでくれることだそうです。
その黒木邸のシバザクラがこちら!
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