俺はプロポーズした。
相変わらず飾り気の無い言葉だったが、嫁は顔を赤らめて、少しだけ頷いてくれた。
ご両親には既に結婚を承諾してもらっていたが、一応の報告と式のために二人の故郷、
能代へと帰省した。
もうじき結婚生活3年目だけど、感謝の気持ちを忘れたことは無いよ。
どんな時でも笑顔で送り出してくれる嫁が、こうして傍に居てくれるからこそ、
この世を去るか去らないかという隣り合わせの火災現場でも俺は頑張れるんだから。
今からちょっと抱き締めて来る。
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いかがでしたか?
火事の現場で助けた相手と恋に落ちるって、ありそうでなかなか無い話ですよね。
障害がありながらも、悲観にならずに明るく生きている彼女は
彼から見るととても魅力的だったのでしょう。
ハンデを物ともしない彼女と、そんな彼女を支えている彼、本当にお似合いですね。
出典元:youtube