【※忘れてはいけない事!】『若き特攻部隊の決意』彼らの家族、婚約者に送った手紙が切ない・・・

「あなたの幸せを望ふ以外に何物もない」

「従らに過去の少義に拘るなかれ。あなたは過去に生きるのではない」

「勇気をもって過去を忘れ、将来に新活面を見出すこと」

「あなたは今後の一時々々の現実の中に生きるのだ、穴沢は現実の世界にはもう存在しない」

極めて抽象的にながれたかも知れぬが、

将来に生起する具体的な場面場面に活かしてくれる様、

自分勝手な一方的な言葉ではないつもりである。

純客観的な立場に立って言うのである。

今更何を言うかと自分でも考えるが、ちょっぴり欲を言ってみたい。

1、読みたい本「万葉」「句集」「道程」「一点鐘」「故郷」

2、観たい画「ラファエル 聖母子像」「芳崖 非母観音」

3、智恵子。会いたい。話したい、無性に。

昭和20年4月12日、特別攻撃隊「第二十振武隊」隊員として

一式戦闘機「隼」に乗って知覧飛行場より出撃、戦いによってこの世を去った。

女物のマフラーを巻いたまま、敵艦に突っ込んでいったと伝えられています。

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思い続けた婚約者

穴沢利夫大尉の婚約者だった智恵子さんは、

穴沢大尉が吸った煙草の吸い殻を、ずっと寄木細工の小箱に入れて持っていました。

数十年経った今でも彼の事を思い続けていたのです。

8月15日の終戦の時、

「あなたは何のためにこの世を去ったのだ」

と虚脱感におそわれという智恵子さん。

自分に宛てた手紙を公にすることや、戦時中のことを話すことにためらいがあったと言います。

それでも話すことにした理由を『知覧からの手紙』で次のように語っています・・・

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