意外と知られていない「白杖を掲げる視覚障がい者のサイン」
その意味とは・・・
視覚障がい者の方が、白い杖で地面をたたきながら歩いている姿を、
誰でも一度は見たことがあると思います。
では、その白い杖を頭上に掲げていたら…?
あなたは、このサインの意味を知っていますか?
実はこれ、白い杖を頭上に掲げる=「助けてほしい」というサインなんです。
残念ながら、知っている人はごくわずかです。
このサインは「白杖SOSシグナル」といいます。
白杖をまっすぐに頭上から50センチほど上げることで、助けが必要なことを周囲に知らせているのです。
新聞に掲載されたことにより、この「白杖SOS」がTwitterなどのSNSで話題になりました。
【拡散希望】視覚障害者が杖を高く掲げて立ち止まったら「白杖SOS」というサインだそうです。先日渋谷駅前で似た状況に遭遇し、このサインは知りませんでしたが視覚障害者の方に伴歩して最寄りの地下鉄駅まで行きました。気付かれた時には是非。 pic.twitter.com/AhNDa40Ozx
— 山内浩/Hiroshi Yamauchi (@1_6_4_3) 2015年12月9日
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このサインの意味を知っていると・・・
人混みで白杖を掲げる人を見た。視覚障害者のSOSだと知ったばかりだ。役に立てるかと思ったが、横を歩く青年の方が早かった。優しく、どうなさいました? と声をかけたのだ。そこの道路工事で方向感覚が狂いました、駅はどちらで? 僕も行くところです、ご一緒しましょう。感心したよオジさんは。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) 2015年12月10日
たとえ、街中で白杖を頭上に掲げている方を見かけたとしても、この行為の意味を知らなければ、
相手が助けを求めていることに気がつかないかもしれません。
多くの人に知っておいて欲しいのですが・・・
一方で反対意見も目立っています。
なぜなのでしょうか?
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