俺:もう会いに来ない
彼女:うん…じゃあ私から会いに行く
俺:はっ!?
彼女の耳は飾りなんじゃないかと思ってしまって、思わずちょっと後退り。
彼女:またお弁当作ってもってくの…
俺:何言ってんだ
彼女:俺君、唐揚げ好きだからいっぱい作るね
かなりドン引きな俺に対して笑いながら弁当のおかずを考える彼女。
彼女:デザートは桃かなぁ?バナナはちょっとなぁ…
俺:お前キモチ悪いよ!人の話聞けよ!!
[add]
怒りに任せて怒鳴ってしまったけど、そこから色々と罵声を浴びせたと思う。
正直自分でもかなり混乱してた。
気が付いたら兄貴に体を掴まれながら止められてて、俺は彼女に殴りかかりそうな体勢だった。
自分でも驚いたけど、何より驚いたのは、涙で顔をグチャグチャにして
“ごめんなさい”
を大声で連呼する彼女の姿。
何かもう尋常じゃなくて、漫画か何かのワンシーンに見えた。
結局その日は、後味が悪いまま帰宅。
疲れが出たのかそのまま風邪で寝込んでしまった。
そして・・・
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