その頃になると、娘は心のよりどころ。
元嫁の裏切りで、女性不信になり再婚なんて考えもしなかった。
もう血が繋がっていようといなかろうと関係なく娘だけを愛したし、愛されていたと思う。
学校が終わると学童の世話になり、俺の帰宅は7時から8時頃。
買い物も頼める物は買っておいてもらい、二人で一緒に食事を作ったり。
高学年になると多少は一人でも作れるようになり、
俺が帰宅すると食卓に料理が並んでいたりして、嬉しかったな。
[add]
中学は問題なく過ぎ、高校に進学。
2年生になった頃、友達と献血に行ってきたと鼻高々に嬉しそうに。
そんな話を聞いて、心穏やかで無い俺。
で「お父さんは何型?」と俺の血液型を聞かれ、暫く悩んで元嫁の連れ子だと言う事にして打ち明けた。
当然娘は驚き、暫く会話は無くなった。
このときの娘の顔は今でも忘れられない。
でも食事は作ってくれた。
結婚の時期と誕生日を確認すればバレバレなんだけどね。
でも、多感な高校生の娘には不倫の子なんて言えるわけが無かった。
いずれ打ち明ける時が来るとは思ったが・・・
続きをご覧ください!