妹と喫茶店で話し、彼女の状態を詳しく聞いた男性。
今の彼女の姿をみて俺は普通を装えるのか?
不安になりながらも男性は彼女に会う決心をしました。
そして、彼女の入院している病院へ行くことに・・・
病室に入ると彼女はおらず、リハビリで出ているところでした。
部屋を見渡すと、ふたりの思い出の品々が。
部屋にはかすかに彼女の匂いがするような気さえしました。
妹と話をしながら待っていると、やがて病室の扉が開き、
看護師さんと車いすに乗った彼女が入ってきました。
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驚いて硬直する彼女を、男性は思わず抱き締めました。
共に涙を流すふたり。
妹さんと看護師さんは、気をきかせて病室を出ていってくれたようです。
そして彼は彼女にキスをして、言いました。
「気付いてやれんくてごめんな、ホンマ大好きやからもう一回付き合ってください」
たとえ片足がなくとも、喋るのが不自由になっていたとしても、
男性の彼女への想いは変わらなかったのです。
こうして、彼は彼女と再び付き合うことになったのでした。
後日彼女がリハビリを受けている間、机の中に見つけたノートを彼は見てみました。
それは、字を書くための練習用ノートだったのです。
数字や簡単な単語と共に、
『○○に会いたい』
『○○大好き』
『○○つらいよ』
『○○にあえなくてさみしい』
と、彼の名前が綴られたノート。
男性は、こんなにも自分のことを想ってくれていた彼女と
再び付き合えることになったことを感謝したといいます。
そして・・・
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