商品管理の連絡ミスで、ビス一箱程度なんだけどモノが用意されてなかったから焦った。
係長がおじさんに急いで取りに行くよう指示。
するとおじさんは、年を感じさせない全力疾走で倉庫へ。
戻ってくるまで五分くらいとはいえ、客を待たせてこっちはヒヤヒヤだったが、
おじさんは全力で走って戻ってくると
「おまたせしましたぁ～」
と、にこやかに箱を手渡した。
気難しい職人も思わず「フッ」と笑いを漏らしていた。
俺らは
「あの人でも笑うのか」
と、評判になったほど。
[add]
まあそんなおじさんも人間だから間違うこともある。
一度、その職人の現場に配達する商品の品出しで
おじさんが似たような商品を間違えて出した。
職人はカンカンに怒って倉庫にとりに来たんだが・・・
神妙に頭を下げうなだれるおじさんとそれを叱る係長を見た職人は、
「そんなに怒ることねえだろ！おめえらだってやらかしてるだろうが！」
いっさい御咎めなしにしてこの件は終了。
おじさんは仕事中いつもにこにこしてて、すれ違うと思わずつられてこっちも笑ってしまう。
一方の若いのは・・・
続きをご覧ください！