妻に女性らしさがなくなっていたのは、お腹の中に子供が出来た事で
母親の顔になっていたからなのかもしれないと・・・
私は子供の事は後々話し合っていく事にして妻の条件を受け入れましたが、
それでも離婚する決意は揺るぎませんでした。
しかし・・・
その後、妻の条件を守り生活をする中で私の心に変化が出始めたのです。
今までは不倫相手ばかりに夢中で妻を女性として見なかったり、
会話をしなかった事で自ら妻と距離を置き勝手に不倫相手を美化していたのかもしれません。
そして、子供が生まれた日に私は妻の本当の気持ちを知る事になったのです。
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出産後に病室で寝ている妻の元へ行くと、妻は泣いていました。
「どうした?」
と聞くと、初めて私に本音を漏らしたのです。
「離婚したくないよ。
あなたが大好きだよ。
離れたくないよ」
この言葉に、泣きながら訴える妻の姿に、ようやく目が覚めた私は謝りながら妻を抱きしめました。
何度も何度もゴメンと謝りながら妻を抱き締め、これから改めて一緒に歩んで行く事を誓いました。
不倫をした最低な私と一緒にいたいと、それでも共に歩んで行きたいと涙を流してくれた妻に
これからしっかり償いと目一杯の愛を注いでいきたいと思います。
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