「学校という社会で生きる事により人と調和をしながら生きる事を学び、
規則校則の中で生活する事で秩序の成り立ちを学ぶ。
人の気持ちを感じ、社会の生き方を感じ、友情や愛情・喜怒哀楽の感情を育て
未来を生きる上で必ず必要な『自我』を築き上げる場なのです。
極論言えば、子供の頃のテストや試験の点数なんて、将来を生きる上では何の役にも立ちません。
皆様も、過去のテストの点数が今の生活に左右されていると感じながら生きてはいないはずです。
しかし、自我というのは人間の根底の部分になります。
人に優しく、愛し、受け入れながら生きる事ができるか。
社会に優しく、愛し、受け入れながら生きる事ができるか。
これができるかできないかで将来の幸せは大きく異なってくるものです」
まるでその場の空気を全て吸い込む様に、その場にいた父兄を引きつけながら、淡々と語る塾講師。
その言葉には、教育のことを真剣に考えているからこそ伝えられる、『重み』がありました。
「皆様が、子供を良い学校に入れたい試験の点数を伸ばしてあげたいという気持ちはよくわかります。
しかしそれと同じ位、いやそれ以上に子供の人間性を伸ばす事も重要なのです。
この塾では、試験やテストの点数を伸ばす事に全力で取り組ませていただきます。
でも、決してその表面上の数字だけで子供の成長を判断するのではなく、
人間としての成長をしっかり子供を見て学校と協力しながら育てていってほしいと思います」
塾講師の方が話終えると、その場に居た人全員が、大きな拍手で講師のお話に応えました。
質問をした方も大きく共感した様に
「ありがとうございました。私も頑張ります」と小声で答え、質疑を終えます。
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いかがでしたか?
学校の本来の役割とは、何なのかを再認識できた気がしました。
自分の立場を超えたこのような方が教育する側にいる事が、とても心強く感じました。
よかったら周りの友達にも、この塾の先生が言ったことを教えてあげてください!
出典元:youtube