社長は続けてこう言った。
「こういう言い方はあれですが、私はお金をもらいたいんじゃない。
息子さんに盗まれたお金を、取り返したいんです」
すると、父親が初めて申し訳ありませんと頭を下げた。
「あなたが亡くなった時、息子さんが相続するものを私に名義変更してください。
貴方にもご迷惑はかからないし、息子さんから返却してもらった事にもなる」
父親はごねたけれど、他の親族の方がもっともな言い分だと後押ししてくれて、
結局俺の言い分が通った。
父親が亡くなった時、土地と家と山?を私に売却(お金は支払済みという形)
という書類を作り、亡くなった時の保険受取金も俺に変更してもらった。
その後、逃げた友人はというと・・・
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