■私
お父さんのお料理の方が美味しいのは、私が一番良く知っている
私も出来る限り頑張っているつもりなのに、
その努力を無にされたようで悲しい
□娘
嫌だったのは約束を破られたこと
お母さんの料理がまずいとは思わない、普通だと思う
お父さんの料理が美味しすぎるのはわかってる
■私
お父さんは会社の同僚が事故に遭ったという不測の事態があっただけ
私もお父さんも、あなたとの約束をやぶるつもりはなかった
大人の世界には、会社への義理立てを優先させなければいけないこともある
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□娘
会社のことはわからないけど、私は本当に楽しみにしていたから悲しい
私は将来、嫁に行ったら、お父さんのご飯を食べられなくなる日が来る
それまでお父さんの味をしっかり覚えておきたい
そこで私は、新婚の頃からつけている
レシピノートを取り出して、娘に見せました
「お父さんのレシピは、ここにだいたい書いてある。つくってみる?」
で、娘と一緒に作り、味見したら
娘「え?」
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