人形は従妹のもとに連れていけと訴えていた
のではなく、従妹を助けて欲しかったのだ
そして気づくことのできなかったオレ達を恨んでいる
人形はそれからも2、3日置きにオレの家に出た
女将の家も同様だった。
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引っ越しも考えたが、とても逃げ切れるわけが
ないとそんな気がした
大袈裟な話ではなく、オレ達はノイローゼ寸前まで
追いつめられ、親戚の紹介である寺を訪ねた
住職は快く話を聞いてくれ、人形自体がないことは
問題だが、なんとか供養できるようやってみると
答えてくれた
同時に・・・
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