「あっ、お母さんじゃなくて」
「後ろの奥さん方、あなた方が乗っていることによって
他のお客さんが迷惑をこうむっているのでここで降りてください」
一瞬のことで、私はポカンとしてしまいました。
息子もポカンとしています。
ついでに子連れママたちもポカンとしています。
そのうち他の乗客が口々に、
「さっさと降りろ!うざいんだよ!」
「食べこぼしは片付けていきなさいよ!」
「さっさと行け!」
と言いました。
運転手さんの言葉に皆の良心が目覚めたようでした。
ママグループは降り際、
「クレーム入れてやる、覚えとけ!」と捨て台詞。
すると運転手さんは、
「はい、どうぞ。バス代いりませんからさっさと降りてください」
と毅然と言ったのです。
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ママグループが降りてからお礼を言ったところ
「迷惑行為排除は我々の仕事ですから当然です。気にしないでください」
と言われ、もう涙があふれてきました。
これまで冷たい視線ばかりかと思っていました…。
『捨てる神あれば、拾う神あり』
世の中捨てたもんじゃない、と実感しました。
運転手さんの言葉に感激して胸が熱くなり、涙がとまりませんでした。
運転手さん、優しい心を 本当に有難うございました。
難しいことではありますが、私も運転士さんのように
苦しんでいる人に勇気を与える言動を心掛けたいです。
いかがでしたか?
本来なら労わられるべき親子に、こんな理不尽な言葉の暴力を投げつける行為は許されませんね。
息子さんの心の痛みを思うと本当に辛いです。
でも心ない言葉を発する人がいる一方で、勇気をもって愛ある行動を向けてくれる人が必ずいる。
その優しさをを力にして、逞しく愛情深く育っていくことを祈ります。
出典元:youtube