【※あなたは見たことがありますか?】いつもヘラヘラ笑っているお父さん。だがそのお父さんの本気の姿を見た時、僕は・・・

ある日、名古屋へ遊びに出かけた。

ふと気づくと高層ビルの建築現場に『○○建設会社』と父親の会社の文字が目に入った。

僕は足を止めてしばらく眺めるともなく見ていて驚いた。

8階の最高層に近いあたりに、命綱を体に縛り懸命に働いている父親の姿を発見したのだ。

僕は金縛りにあったようにその場に立ちすくんでしまった。

(あの飲み助の親父があんな危険なところで仕事をしている。

一つ違えば下は地獄だ。女房や子供に粗大ゴミとか濡れ落ち葉と馬鹿にされながらも

怒りもせずヘラヘラ笑って返すあの父が・・・)

僕は体が震えてきた。

8階で働いている米粒ほどにしか見えない父親の姿が、仁王さんのような巨像に見えてきた。

校長は少し涙声で読み続けた。

「僕はなんという不潔な心で自分の父を見ていたのか。

 母は父の仕事振りを見たことがあるのだろうか。

 一度でも見ていれば、濡れ落ち葉なんて言えるはずがない。

 僕は不覚にも涙がポロポロ頬を伝わった。

 体を張って命をかけて僕らを育ててくれる。

 何一つ文句らしいことも言わず、焼酎だけをたのしみに黙々働く父の偉大さ。

 どこの誰よりも男らしい父の子供であったことを誇りに思う」

そして彼は最後にこう書き結んでいる。

[add]

「一生懸命勉強して一流の学校に入学し、一流の企業に就職して、

 日曜祭日には女房子供を連れて一流レストランで食事をするのが夢だったが、

 今日限りこんな夢は捨てる。

 これからは親父のように汗と泥にまみれて、自分の腕で自分の体でぶつかって行ける

 そして黙して語らぬ父親の生き様こそ本当の男の生き方であり、僕も親父の跡を継ぐんだ」と。

読み終わった校長は

「この学校にこんな素晴らしい生徒がいたことをとても嬉しく思います。

 こういう考え方を自分で判断することが、教育の根本だと思います。

 そして子の親としてつくづく考えさせられました」

としみじみ言いました。

差し出されたお茶はとっくに冷えていましたが、とっても温かくおいしかった。

いかがでしたか?

どんな職業でも、家族の為に働くお父さんの姿はかっこいいと思います。

素晴らしいお父さん。

そして、その素晴らしさに気づく事が出来た息子さんも、きっと素敵な青年になる事でしょう。

出典元:youtube

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