ディラン君は、クラスのある友達にランチをあげていました。
その友達は、シングルマザーである母が失業してしまい、
学校の給食費さえ払うことができなくなっていたのです。
アメリカでは地域によっては、
「学校の給食代を払っていない子どもに給食を食べさせない」
という厳しいルールがあります。
給食を食べれずにいる子どもは、自分でランチを持ってこなければ、
空腹のまま過ごさなければいけません。
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その友人は、ディラン君が弁当を持ってくるまでの昼ごはんは少しフルーツを食べるだけ。
そんな空腹に苦しむ友達を見て放っておけなかったディラン君は、
それを見て見ぬふりは出来なかったのです。
そこでディラン君はお母さんに2人分のランチをお願いしていたのです。
心優しいディラン君ですが、この行動にはもうひとつ理由がありました。
それは・・・