「違反をしているからといって、すぐに切符を切るのではなく、この男性の話を聞いてみよう。
そうしたら、自分の境遇を素直に話し出してくれたので」
その時、娘さんの安全のために自分がチャイルドシートを
買ってあげようと思ったそうです。
デルさんはこの出来事をFacebookに投稿した理由について、このように語っています。
『白人だからとか黒人だからという理由で物事を判断すべきではないということ、
ちゃんと心で接してくれる人がいるということを、みんなに知ってもらえたらと思ったんだ』
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決まり切った対応で即座に違反切符を切るのではなく、
相手の話を聞いたうえで
「この人のために自分が出来ることは何か」
ということを自分なりに考えて行動に移すことができるなんて素敵ですね。
自分の過去とダブったんだ、とも語ったスカリオーネ巡査。
予想もしていない展開になって驚いた1児のパパ、デルさん。
SNSでこの出来事を公開したデルさんは
『このことを多くの人に知って欲しい。
そして本を表紙だけ見て中身を判断しちゃいけないように、
警官も表面だけで判断すべきじゃないってことを知ってもらえたら』
と話しています。
いかがでしたか?
日本ではあまり聞くことがないようなお話ですが、
本来警察官の役割はこうであるべきではないのかなと、
つくづく感じてしまいますね。
出典元:metro