慎重に足を運んだけど、
何せ森なもんで地面は落ち葉とかがたくさんある。
どうしても足音を消しきれず、
連中が懐中電灯をこちらに向けて、俺は見つかってしまった。
その瞬間、奴らは
「うわあああああああああああ」と絶叫して、一生懸命に逃げて行った。
俺は(あー良かった。恐喝とかされずに済んだ)と一安心し、
少し場所を移動してカブトムシ採りを再開した。
そして一時間弱くらいで満足いくほど採れたので帰ることに。
その帰り道・・・
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その帰り道、真っ暗な森の中で光が見えた。
慎重に近づいて様子を窺ってみたら、
誰かが木の根元に座り込んでスマホをいじっているようだった。
どうやら女の子のようで、何度も鼻をすすっていたから泣いてるんだなとわかった。
10分くらい様子を窺った後、
興味本意で話しかけてみることにした・・・
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