すると、女の子が
「御馳走さま」
と言って箸を置いた。
主婦が「え、もういいの?ほとんど食べてないじゃない?」と言うと、
「うん、こんなクソジジィの作ったものなんて食べたくない。
ママの悪口聞きながら食べるご飯なんてヤダ。まずい。くそまずい」
慌てて「○○子!」とたしなめる主婦、気色ばむ親父。
でも、女の子はおびえた様子もなく親父をじっと見据え・・・
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「だってこのおじさん前にパパと一緒に来た時、ママは同じ事言ったじゃん。
でもその時このおじさん『いやー企業秘密ですよー』とかニヤニヤ言うだけだったもん。
今日はパパがいないから怖くないから、こんな偉そうなんだ。
最低じゃん、何組の×男みたい。
弱い子はいじめるくせに、強い子はいじめないんだよ。
ママ食べたいなら食べていいよ、でも私もういらない。
ママの悪口言ってニヤニヤ楽しそうにしてる大人見ながらご飯食べるの気分悪い、帰ろうよ」
主婦は、女の子の言葉に半泣きになっていた。
そして・・・
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