【※予想もしない結末に!】俺「ス、スライディングの練習っす!」女子高生にスライディングした俺。結果・・・

車の中ではなに話したらいいか分からず
ただ道案内している美咲に返事するだけだった。

以外に家は近所で車で10分弱の距離だった。

着いた、と言われたそこは超高層マンションww

お嬢様かこいつ。

美咲「ほんとに行くの?」

俺「うん」

美咲「多分姉ちゃん男としてるよ」

俺「え」

それはまずい。

美咲「ね、やめとこうよ」

俺「ここまで来て退けるか」

スラ男、プライドはないが意地はある模様。

けーっして姉ちゃんの性事情が気になるとかじゃないんだからねっ!

しぶる美咲を連れて、部屋まで案内してもらって
玄関の扉を開けてもらう。

人の声はせずにまずは一安心。

扉が開く音に気付いたのか、奥の部屋から姉ちゃんが出てきた。

さあ、勢いでここまで来たけどどうしたらいいかすごい悩んでたと思う。

美咲姉「彼氏?」

俺「あ、ども。スライディング男です」

美咲姉「は?」

すごい勢いですべった。

美咲にかましたスライディングよりもものすごい勢いですべった。

というか予想より美咲姉が普通の人で焦った。

俺「すみません、美咲さんとお付き合いさせていただいている1というものです」

美咲姉「で、なにしにきたの?」

なんか嫌悪感丸出しの美咲姉です。

後ろでは俺のシャツのすそを美咲が握っておりました。

俺「お話をしようと伺いました。
美咲さんをしばらく僕の家に泊まらせてもよろしいでしょうか?」

美咲姉「いや、あんたさっきからなんのなの?
美咲も後ろで黙ってんじゃないよ」

しょんべんちびるかと思った。

美咲「もうこんな家にいるの嫌なの」

美咲姉「だから男見つけて寄生しようって?」

美咲「そんなんじゃないもん!」

壮絶な姉妹喧嘩が始まったようです。

手も足も口も出ずに立ちつくす俺。

美咲姉「別にあんたがどこに住もうが知ったこっちゃないけど
あとで泣きを見ても知らないからね!
今から男来るからもう出てってよ!」

最後の最後でヒスかまして、俺と美咲を玄関から突き出す美咲姉。

俺「俺が美咲の居場所になりますから!」

やっと言えた一言がこれでした。

ただ後味の悪さは半端じゃなかったように思う。

美咲「スラ男やるじゃん、かっこよかったよ」

俺「え」

助手席にあった美咲の顔がなぜか俺の顔の前に。

スラ男、女子高生にキスされたでござるの巻。

時間が止まるって感覚を初めて味わったwwww

やっぱり若い子の唇は柔らかい、ような気がした。

美咲「ご褒美ってやつ?ww」

俺「もうなんか台無し」

互いに緊張がほぐれたせいか帰りはえらく会話がすすんだ。

キスのせいでまた別の緊張はしてたけどねwwww

俺「ていうか、着替えとか日用品は?」

美咲「あちゃー全部家だ。明日買いに行くから付き合ってよ」

俺「仕事終わりになってもいいなら!」

なんかいろいろ段階はすっ飛ばしてるような気もしたけど
それでもこれから始まる暮らしにドキドキせざるを得なかった。

家に帰ってからも話は尽きなかった。

普段俺が着てるスゥエットを美咲が着るとぶかぶかで
それがおかしくて笑いあったり、翌日も仕事だったのに朝まで話し込んでた。

なんだか一緒に寝るのはまだためらわれて
美咲はベッドで、俺はソファーで寝た。

美咲に体を揺すられて目が覚めた。

いやあ、夢か現実か疑ったねww

美咲「ご飯できてるよ!」

普通にトーストとインスタントコーヒーだったけど、格別に美味しく感じた。

恋が最大の隠し味ですってか、やかましいわww

しばらくしてそろそろ家を出る時間になった。

俺「じゃそろそろ行ってくるわ。
ちゃんと学校行けよー」

美咲「はい、行ってらっしゃい。
あ、待って!」

俺「ん?」

通算2度目のキス。

しかも行ってらっしゃいのキス。

真剣に夢なんじゃないかと疑った。

たまらなくなって美咲を抱きしめると柔らかくて
やっぱり夢なんじゃないかと疑った。

それから自分でも驚くほど生活に変化があった。

まず部屋がきれいになって明るく?なった。

すごいいいにおいがするようになったww

仕事から帰れば美咲がご飯作って待ってくれていて
たまには友達と遊んでこいよって言っても、必ず俺が帰る頃には家にいた。

週末はいろんなところに2人で行って
誕生日を祝ってみたり、美咲の学校行事に参加したりもした(父兄ってことでww)

たまに美咲姉のところに行って美咲は元気にしていることを
伝えようとするも基本的に居留守を使われて取り合ってくれなかった。

これ以外はすべてがうまくいってて、本当に幸せな日々だった。

美咲も3年生になって、進路のことも気になってさりげなく聞いてみたんだ。

俺「お前進路どうすんの?」

美咲「ひみつ~のあっこちゃん!ww」

俺「いや、茶化すなよ」

進学するならするでそれもいいと思っていた。

もしかしたら美咲を家に閉じ込めてしまったような
そんな罪悪感を感じていたからなのかもしれない。

美咲「なによもうww就職するよ!」

俺「進学は?したいこととかあるんじゃないの?」

美咲「ほんとになにwwなんかあやしいぞ!浮気でもした?ww」

俺「違うけど…」

うーん、女の勘ぐりは半端ないです。

美咲「別に進学できる頭もあるしお金もある。
わたしがしたいことは進学じゃなくてスラ男といること。
それが1番の幸せだよ!とか言っといてあげるねwwww」

こうやって言われちゃうと言い返す言葉もなく。

ただ希望している就職先までは教えてくれなかった。

冬になってすぐ美咲の就職先が決まったらしい。

駅前でスライディングをかました女子高生が社会人になると考えたら感慨深かった。

俺にも三十路の足音が徐々に近寄ってきていて切なかった。

そんな2月の終わり。

美咲の卒業式に、最後の女子高生姿を見ようと参加しておりました。

美咲「出会ってもうすぐ2年だってww」

俺「JKブランドにもさよならですねwwww」

美咲「もうスライディングしてくれない?」

俺「一生で1回したら充分だろwwww」

道中、思い出話に花をさかしていた。

式も滞りなく進んだんだけど、保護者の観覧席の隅っこに見たことある顔を見つけた。

一瞬目が合って、その人は逃げるように体育館から出て行ってしまった。

間違いなく美咲姉だった。

ちょうどタイミング的に卒業生が退場しようとしているところで
追いかけるに追いかけられず、すごくもどかしかった。

もう1度ちゃんと話をしたかったと思いつつも
式が終わって出てきた美咲とその友達の盛り上がりように圧倒されていた。

さすがに今日は友達とゆっくりしてほしかったので
美咲に一言だけ残して学校を後にした。

家に帰ると久しぶりに1人な気がして、なんとも言えない気持ちになった。

確か日付は変わる前に美咲は帰ってきたと思う。

俺「おかえりー。改めて卒業おめでとう!」

美咲「姉ちゃん来てたみたいだね」

俺「あー、うん。目だけあった。すぐ帰っちゃったけど」

美咲「卒業式が終わってちょっとしてメール来てたよ。
スライディング男くんによろしく、ってww」

なんだか認められたような気がして、嬉しくてとび跳ねた。

下の階の人に床をドンドンされた。

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